血圧を下げる薬には作用する部位に違いがあり、カルシウム拮抗薬はカルシウムが細部内に入ることを阻害することで血管の収縮を防ぐことで血管を広げて血圧を下げます。
中でもアムロジピンはたくさん使われており、他のカルシウム拮抗薬に比べて副作用が少ないという特徴があります。

アムロジピンというのは医薬品名で商品名としてはノルバスクとして販売されています。
ノルバスクは日本中で最も使用されている血圧の薬で、持続時間が長いこともメリットのひとつです。
ノルバスクの持続時間は半減期が36時間のため1日に1回服用するだけで効果が1日中持続します。
高血圧の薬は毎日飲み続けて血圧を適正値に保っておかなくてはいけません。
そのため飲み忘れはできる限り無くしたほうがよいので、1日1回の服用で済むことは大きなメリットになります。

またノルバスクの特徴は作用がゆっくりとしていることです。
急激に血圧を下げる薬は、緊急時に対応できると共に低血圧を起こしやすくなるというデメリットがあります。
ノルバスクは少しずつ作用があらわれて長く持続するので、急に血圧が下がり過ぎるということが起こりにくくなっています。
急激に血圧が下がるとめまいがして倒れてしまうこともあり危険が大きいので、緩やかに作用が持続するという点で人気が高くなっています。

高血圧の症状は頭痛や耳鳴り、肩こりのような症状です。
これらの症状があらわれている時には血圧が高くなっている可能性があります。
また高血圧になると脳の血管に悪い影響を与えるため手足のしびれやめまいを感じることもあります。
さらに、心臓の血管への影響として胸が痛んだり動悸や息切れが起こることもあります。
しかし、血圧が高くなっても病状が進行しないと自覚症状がでないこともあり、自覚症状が出ている時点でかなり高血圧が進行していることも考えられます。

高血圧は放置すると脳や心臓の血管など重要な部位に出血を起こしたり梗塞を起こし命の危険が出てきます。
血圧が高い状態をできる限り少なくし、正常な血圧を保てるようにしたほうがよいでしょう。

ノルバスクは合併症が多い高齢者に向いている

高血圧になりやすい人としては高齢者もその中に入ります。
高齢になることで血管が硬くなってくるので、若い頃よりも血圧が高くなりがちです。
そして高齢者のもう一つの特徴は高血圧だけでなく様々な合併症を持っている人が多いということです。

高齢になることで身体の中の臓器の老化現象が起こり、どうしてもいろいろな病気にかかりやすくなります。
そして高齢化に伴い持病を持ちながらも生活を続けている人が増えています。
高血圧の薬を服用する時にはそういった持病への影響を考えて使用しなくてはいけません。

高齢者が持っている合併症には色々なものがありますが血糖が高くなる糖尿病を患っている人がたくさんいます。
血糖に影響を与える薬はたくさんあるので飲み合わせには十分に気をつけなくてはいけませんが、ノルバスクは血糖に影響を与えないことがわかっています。
そのため血糖値が高い人でも安心して使うことができます。

高齢者には尿酸値が高い人も多く痛風を発症している人もいます。
そのような場合には痛風への影響がない血圧の薬を使わなくてはいけませんが、ノルバスクは血中の尿酸値を変動させないので痛風がある人でも使うことができます。

さらにもうひとつたくさんの高齢者がかかっている病気が高脂質血症です。
血液中の脂質が高くなる病気ですが、ノルバスクは血液中の資質にも影響を及ぼさないことがわかっています。
そのため高脂質血症を持っている人でも、ノルバスクを使用することができます。

これらの高齢者がよくかかっている病気のどれにも影響を及ぼさないノルバスクは、高齢者に非常に適している高血圧の薬だと言えるでしょう。
もしも、高血圧の症状が出た時には副作用の少ないノルバスクが向いています。